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17 May

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08 March

三月八日

▼仕事を終え、twitterのタイムラインに「ブログを書いたよ」っていうのをいくつも見た。私も日々書きたいなと思いつつ、現実は月平均1記事と悲惨な有様である。なので、そのタイムラインに触発されて今日のこの日記があるのだ。
▼提供脚本はつつがなく終わったのだけれど、実は自劇団の脚本が終わっていない。〆切もとうに過ぎていて待ってもらっている。今回、やぎぬまが稽古の大まかなスケジュールを決めてくれているのだけれど、「遅れるのはいいけど、役者の台本を離す期限はかえねえからな?」と言われている。私が押せば押すほど、役者にも迷惑がかかる。自分のせいだと重々承知で言うが、やぎぬまは鬼だ。
▼今回の公演に向けて、このブログで書きたいことがいくつかある。もちろん、このブログに書いてあることを読まなくても、舞台は舞台で完結されている。このブログに書くのは、一歩深いところまで作品を楽しむための補助線だと思ってくれると嬉しい。特に今回の作品は、「菊花の約」(上田秋成『雨月物語』より)という作品を現代という時代設定で翻案しているので、「菊花の約」についての知識があるのと無いのではまた感じるとところも変わるであろうと思うのだ。しかし、いくら現代語訳があるとはいえ『雨月物語』は江戸時代の作品だ。私事。の公演を観る前に自力で調べる人はいないと思うので、脚本が終わってからになるがここで紹介できればなと思う。
▼そうそう。きっと来週末あたりにはキャストも含めた公演情報の詳細が明らかになると思う。あと、今月中旬には公演チラシが完成する。まずはそこを楽しみに待っていてほしい。
▼余談だが、新潟県で『雨月物語』関連のイベントがいくつかあるそうだ。チラシを確保するのを忘れたので紹介はできないが、どれも「菊花の約」を取り上げないので安心はしているが、ちょっとばかり驚いているのが本音だ。
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25 February

二月二十五日

▼前回の第9回公演から半年近くが経った。そして、私たちは第10回公演について話す時が来たと感じている。今日からおよそ4ヶ月後の6月29日(金)から7月1日(日)までの3日間、劇団私事。の第10回公演を行うことが決まった。それでは、さっそく公開しよう。


私事ではありますが、十戒振り切る我侭と、第十回の指切り公演。

「雨を聴いて眠る」

作・演出 杉谷拓馬
原拠:上田秋成『雨月物語』より「菊花の約」

禍福あざなう十日の菊でも、ひとり、ゆび切り、雨を聴いて眠る。


▼原拠という表記について、いろいろと説明したいのだけれど、それはまた次回で。稽古も来月から本格的に開始する。今回は新しいことが連続していて、私も楽しみにしている。毎度好評を頂いているチラシなども鋭意製作中で、3月中の完成を目指している。これから4ヶ月、様々な角度から見所をお伝えしていきたいので、どうぞお付き合いいただけると嬉しい。

▼余談だが、私たちが第10回公演を行う前週に、みっくすじゅ~す倶楽部さんの「第16回公演『Can GirL』」が6月20日(水)〜24日(日)に催される。この公演の脚本が、このブログで提供脚本と言っていたものになる。つまり、2週に渡って杉谷拓馬の新作脚本が楽しめることになるのだ。そして、私事。の脚本はとことん"私事。らしい物語"を、みっくすじゅ〜す倶楽部さんでは"絶対に私事。ではみられない物語"を書いた。私事。だけでは垣間見ることのできない脚本家杉谷の振れ幅をどうか楽しんでほしい。
11 December

十二月十一日

▼前回から10日が過ぎた。12月頭には提供台本のプロットが完成したので、先方に送った。12月中に制作面での作業があるので、あらすじだけでも早めにほしいと言われていたので予定通りである。問題はそこからの進捗だ。私の職場は繁忙に入っていて、仕事を終え帰宅し、飯を食い風呂に入ればたちまち22時になる。日々数時間、自分のパソコンとにらめっこだ。さて、どこまで進んだのだろうか。

・劇団私事。第十回公演 A4で6枚。
・提供脚本 A4で6枚。

▼狙ったわけではないが、どちらも同じ進みではある。順調かと言われれば、そうではないとは思うが、前進はしている。単純に書くのに費やす時間を確保できていないのもある。ああ、いかん。これはイイワケだ。今日は私事。の方を書いていたが、1時間で1枚程度の進みだ。ちなみにだが、私のA4一枚で2分程度の時間になる。そのため、目標の公演時間を考えると、私事。は40枚。提供脚本は30枚。おお、六分の一は進んでるじゃないか。悪くないぞ……と言いたいが、実はこのペースでは間に合っていない。現実は無情なものだ。どこかで腰を据えねばならない。
▼明日は私事。の活動日なのだが、今季最大の寒波がくるらしい。天候に関係なく外に出る仕事をしている身としては憂鬱な話だ。そして、前回の活動日も市内が吹雪いていたため中止にした。私が脚本を書いている段階なので大してやることはない。みんなでストレッチをしたり、インプロ系のシアターゲームをしたりしているだろう。つまり、遊んでいる。だから悪天候をおしてでも集まる必要はないのだけれど、前回も中止にしたのでそろそろ劇団員の顔がみたい。晴れろと言いたいが、新潟じゃ厳しいのでこういおう。曇れ。