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24 November

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16 March

三月十六日

▼先週、私事。のtwitterで「トんだ未来」に合わせた劇団ロゴと公演タイトルのイメージを公開した。だが、私たちが今一番待ち望んでいるのは公演チラシだろう。今日はそれを皆さんにお見せする。それではさっそく始めよう。

振り返ってみると

▼本公演は第七回「ハナシの種」の再編だと前回書いたが、その公演のチラシがどんなものだったか覚えているかな?


(第七回「ハナシの種」公演チラシ)

 これは「ハナシの種」で行われた短編三本より「りんご裁判」からナイフとフォークを、「いぬさま、ねこさま」よりネコ型のクッキーを、「レトログラード」よりフィルム型のチョコを用いて作られた。いつもの長編芝居がちゃんとした食事だとするなら、この公演はスイーツの盛り合わせだというコンセプトで作られた。思い出してくれたかな?

延長線上のデザインへ

▼では、その「ハナシの種」の延長線上にある「トんだ未来」はどうなるのか。そして、今回の"AI"というテーマをいかにしてみなさんの目にお届けするのか。私事。の制作陣はその点に焦点を当てて今回のチラシ制作に取り組んだ。その結果をお見せしよう。これだ。


(画像をクリックすれば大きく見れるぞ)

私たちが前述のことをどのように意識し、実現したか。そして、前回から続く遊び心も引き続き盛り込まれている。是非この画像を見て、または実際に手に取って隅々まで確認してほしい。

ミニ公演は何がミニなのか

▼ワンコインのミニ公演をうたっている今回の公演だが、そのミニとは何を指すのか。料金?時間?――その全てがイエスだ。しかし、もうひとつある。チラシ制作陣はミニ公演ということを受けて、何ができるかを考えた。そして、チラシもミニサイズでいいんじゃないかという結論に至った。ミニ公演だからこそ、本公演ではできない遊びをしようじゃないかと話し合った末、行きついたサイズがあり、今ここでそれをみれば自然とそのサイズをイメージできるだろう。それがこれだ。

 
(画像をクリックすれば大きく見れるぞ)

これは先ほどのチラシの裏面。いや、ハガキはこちらが表面なのだが、チラシとしては裏面だ。いわゆる情報面である。このレイアウトだけで、私たちが何がしたかったかを理解してくれたはずだ。人の常識とは偉大である。

ご予約お待ちしてます。

▼このチラシを見て、グッときたら是非観に来てほしい。予約は始まっております。GWの入り口。新潟駅や万代で遊ぶ予定に、ちょっと万代市民会館に寄って観劇などいかがですか?

予約フォームはコチラから。


群発性短編戯曲集ハナシの種 vol.1
「トんだ未来」
▼作・演出 杉谷拓馬

▼出演 劇団私事。

▼日時
2017年4月
29日(土)20:00~
30日(日)13:00~/15:00~/19:00~
(開場は20分前)

▼料金
前売・当日一律 500円
(席数管理のため、ご予約をお願いします)

▼会場
万代市民会館4階、大研修室
(駐車場は近隣の有料駐車場をご利用ください)


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12 February

二月十二日

ついに動くぞ
▼前回の公演から半年以上の時間が過ぎてしまった。第八回「怪問畸答」は秋だったような気がしていたが、実際は7月だった。随分と時間がたってしまっていたものだ。だかこそ、長い冬を越え、4月に公演を行うぞ。今日はその公演情報の初公開だ。

種が芽吹く時
▼情報を開示する前に、ひとつ振り返りをしよう。近年の私事。公演の中でも、第七回御多混公演「ハナシの種」は評判の良いものであった。その公演は、「りんご裁判」「いぬさま、ねこさま」「レトログラード」の20分程度の短編芝居3編を混ぜ込んだ公演だった。私事。らしくもありながら、毛色の違う内容に様々な面で楽しんでもらえたと感じている。
▼そして今回、その「ハナシの種」の枠組みを生かし、「ハナシの種 vol.1」として新たに芽吹くのだ。そして、それは500円というワンコイン価格によって小規模に、敷居を低く、多くのあなたに観劇の機会を提供される。これは、これまでの全八回のナンバリング公演を離れ、独立した企画として立案されている。この試みが成功すれば、vol.2があなたの前に現れるだろう。もちろん私もそれを期待し、実現しようと試みている。もちろん、これまでと同じように第九回は行われる。「ハナシの種」シリーズが短編集なら、ナンバリング公演は長編になるだろう。

遠いようで近かった未来
▼前回は"御多混"といったように、ノンジャンルな短編集だったが、今回はそうではない。記念すべきvol.1は"AI"をテーマにした短編二編を上演する。昨年、2016年は将棋、囲碁、ポーカーでのAIの躍進が目立った年だった。これらが人間に近づくのはもっと遠い未来だと誰しもが思っていたが、ここ近年でトッププロに追いついてしまった。他にも、東大受験や星新一賞などと様々なところでAIは進化を遂げている。あらゆる形で私たちの生活に浸透してきているのだ。そんな状況の中で、近未来の物語を私らしく、私事。らしく描こうじゃないか。

終わりに
▼ここまで読んでくれてありがとう。さあ、公演情報の解禁だ。
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ハナシの種 vol.1
「トんだ未来」
"AI"をテーマにした短編二編
4月29日(土)、30日(日)
場所 万代市民会館4階大研修室
料金 一律500円

公演時間、回数については追ってお知らせいたします。
料金は一律500円ですが、座席管理のためご予約頂ければ幸いです。

お問合せ
watakushigoto.desuga@gmail.com

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次は詳細な日時とともに新たな情報をお届けしよう。では、また次回。お楽しみに!
26 November

十一月二十六日

○私事ですが、26歳になりました。誕生日だからといって久しぶりに日記を書くのはいささかありきたりな動機のように思えますが、やはりそれがいいと思うので日記をしたためます。お陰さまで私の仕事は繁忙期を迎えていますが、私は元気です。
○26歳の抱負を述べる前に、「25歳はどうだったか」について考えよう。私事。では第八回公演「怪問畸答―何ンデモ無ヒ―」を製作した。これについては年末あたりに振り返りの日記を書くつもりなので、それを楽しみにしてほしい。個人としては、あることに初挑戦した。その挑戦はあっけなくも砕け散ったが、大きな切欠になったことには違いない。一昨年の今時期から始めた仕事も、無事勤続満2年を迎えた。崩しやすい体調も大分落ち着いてきて、1年目に比べて休むことが圧倒的に減った。演劇をしやすい環境に身を置けているので、職場には感謝が尽きない。
○では、26歳はどんな1年にしたいか。何よりもまず私事。だが、第九回公演を迎える予定だ。それが私やあなたにとって、どんなものになるかはまだ分からない。未だ構想段階で、物語のピースを集めてるために調べものばかりで、タイトルすら決まっていない。タイトルすらないというのは作業が進めにくいので、私は「サイクル」と呼んでいる。タイトルというよりテーマに近い言葉だ。それが活きてくれればと思って創作している。そして、個人としては引き続き挑戦の年にしていきたい。まず。25歳で初挑戦をしたモノを引き続きやっていくのだ。これには日々苦悩させられている。やればやるほど自分の弱さを確認するのであまり気分のいいものではないが、まあ30歳になるまでは頑張ろうと思う。そしてもうひとつ、さらに新たなことが始まりそうだ。こちらは私が26歳の間に何かしらの形であなたの目に触れることになるかもしれない。そうなれるように今、取り組んでいる。
○相変わらずの文章のみで文体も硬いが、私にとっては今のところこれが心地よい。そして、私の主義や趣向はマイノリティであることは承知していますが、こんな私でよければ今後とも応援よろしくお願いいたします。私は、私が面白いと思うものを実直に作り続けますので。