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24 November

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29 October

十月二十九日

▼自分のツイッターに書こうと思ったが、140字でまとめるには惜しいと思ったのでコチラにしたためようと思う。前回が9月12日で、10月には何も書いてなかったので丁度よい。久しぶりにお付き合いください。
▼先月の公演が終わってから2カ月近くになるが、割と何もしていない。私事。の活動も数回しかなく、事後処理がほとんどだ。私の私事になるが、今月頭にシティマラソンに出た。初のフルマラソンは5時間という記録を残した。「あの時歩いてなければ、5時間を切れたのに」と後悔もしているが、来年も走るとは限らない。しかし、人生で一度は経験しておいてもいいことだと思う。想像以上にドラマがある。レモン漬のきゅうりが特に美味しかった。
▼今週の水曜に私事。の活動があり、みなと顔を合わせた。全員とはいかなかったが、久しぶりな劇団員もおり、賑やかな日だった。私事。としてはそろそろ来年以降の活動方針を決めていきたい時分であるので、みなの来年以降の予定を擦り合わせた。まだ社会的に不安定な年代のせいか先行き不明な者も多いが、来月上旬に決断することとなっている。まずは第十回公演を立ち上げることが重要課題であるとともに、今年始めたハナシの種シリーズの第二弾も行いたい。さて、どうなることだろう。
▼公演が決まるということは私は脚本を書かねばならぬということだが、まだ白紙な状態である。順番的に先月の第九回に続いて、ハナシの種vol.2、第十回が妥当と思っていたが、その日の話し合いでは第十回が優先される可能性も出てきた。その日より前は「まあ、ハナシの種だろう」と思っていたので、急な第十回公演の可能性に震えている。全くの白紙だからだ。「もし第十回をするなら」と話を聞いたら、第二回「則天八転」、第五回「五徳喚者」のような重くて疲れるやつがよいという。これらは好みが二極化しやすい上に、これらほど稽古が大変な脚本は私事。の中では他にない。書いて演出する私からすると、どうして役者たちはこのベクトルがやりたいんだと疑問が尽きない。
▼現在の私の脚本の形式はおおよそ三つだ。第二回、第三回、第五回のような近代小説の現代化。第四回、第六回、第七回、第九回のようなオリジナル。第八回のような時代そのままの翻案。第十回という記念にすべきか分からない節目にふさわしい公演は何になるのだろうという不純な動機付けも含めて、私は頭を悩ませている。実は戯曲化したい小説があって今日調べていたのだが、まだ著作権が切れていないことが分かって断念することにした。権利問題をしっかりすればいいのだが、そこにエネルギーを注ぐ気力はなかなか沸かない。避ける方が楽なのだ。だから、今もなお第十回は白紙のままなのだ。
▼実は私事。と並行して、他所でもう一本脚本を書く可能性がある。まだ決定ではないので本腰を入れてないが、こちらは人物表とあらすじは概ねまとまっている。私事。では絶対にやらないであろう作品なので、楽しくやれそうだ。そちらも来月に話し合いがなされるそうなので、今は自劇団の脚本の息抜き程度にとどまっている。
▼今週から11月に入る。気温も落ち込み、雨も多い。シティマラソンも終わって当分外を走ることもなくなるだろうから家にいる時間も増えるだろう。これから脚本を書くためには良い季節がやってくる。秋は好きだ。
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