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24 November

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16 March

三月十五日

▼昨日今日と連日での稽古だった。2月末に予定されていた脚本の〆切を押すに押して、先日の火曜日にようやく脱稿した。劇団員にデータを送りつつ、自分でも印刷をして昨日の稽古を迎えた。キャストも揃い、脚本も完成し、全てが整った状態で初の本読みをすることができた。役者にとってもほぼ初見での本読みになるので、なかなか思ったようにはいかないまでも初日としては十分な感触だった。この脚本で目指すべきところを話しながら、今日の稽古につながった。
▼そして今日の稽古の話である。人が集まる前の自由な時間に、私とひとりの劇団員とで今回の脚本についての感想を言いあった。出来の良し悪しはともかく、好きな話であると言っていた。また、これまでの杉谷脚本の中で一番ハッピーエンドなのではないかという話もあった。もちろん一般的なハッピーエンドではないのだろうけど、私も同意見である。この登場人物たちにとっては一番の終わり方をさせてあげられたのだと思う。そういう話をしながら役者たちが集まってくる。体をほぐしたり、声を出して、ちょっとしたシアターゲームをしたりもした。
▼この日、私事。の稽古の他に、みっくすじゅ~す倶楽部さんの第16回公演の顔合わせもあった。私も一応脚本を提供した身として、自劇団の稽古を抜け出して顔を出しに行った。都合によりキャスト全員ではなかったようだが、一言二言ほど挨拶をして自分の稽古に戻る。
▼自劇団の稽古に戻って、今日はシーンを区切って本読みをした。前日の方向性をより掘り下げる形で、演出のすぎたにと役者たちでイメージを共有しあった。それぞれのキャラクターにどんな性質を持っているかなども話した。序盤の稽古としては順調のように思う。
▼稽古を終えて、家に戻る。やっと脚本を書くことから解放されたので、帰宅後の時間に余裕が生まれた。しかし、今週末には公演情報の詳細を告知する予定なので、その準備に取り掛かる。このブログでも公開できるように公演情報の記事も書いて保存をした。それから一息ついて、グラス一杯のお酒を用意してこの日記を書き始めた。書き始めたころに比べて、今はほろ酔いである。実に気持ちがいい。内容も実に日記らしい内容になって満足しているので、ここら辺でお終いにして、残っているお酒を楽しむことにしよう。それでは、また。
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