忍者ブログ
24 November

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

12 April

四月十一日

   日記といいながら、だいたい書きたい日は夜中まで出掛けており、帰ったらすぐ寝てしまっているので、こうして翌日の遅い時間に書いている。ありがちな話だ。
   この日は夜中に予定があった。島村さんの演劇集団NAIの『紙風船』を観るのだ。しかし、土曜ながら仕事だったので早く片付けなければと働きつつ、開演が21:30と遅い設定なので時間の余裕は実は十分にあった。何だかんだ今週で一番ヘビィな仕事量をこなし、無事定時であがり、開演まで古町・万代で時間を潰すことに。えんとつ王の稽古は順調に始まったが、そろそろその次の公演に向けて脚本を書き始めねばと思っていたところ。まだぼんやりと構想を練っている段階なので、ここらでよろっと落とし込むかと思いつつ散策へ。万代橋そばの桜も見ごろを迎え、歩くのが楽しい。景色に思考を奪われながら、何となくここ最近の劇団員たちが話す様を思い出し、いくつかのシーンが沸いてくる。断片的だがぜひ見たいものだ。何としてでも脚本に落としこもう。そうこうしてるうちに、公演の時間だ。
   『紙風船』は昨年参加した演劇大学で取り扱われた作品だったのもあり、自分との差異を感じながら大いに刺激的だった。創作意欲という点でもそうだが、なかなかに扇情的だった。うむ、楽しい。2本立てでそれぞれ20分程度の公演だったが、ちょうどえんとつ王に向けて短編の観客気分が味わえたのが収穫である。今週の稽古はよいもわるいもなく、色々試して遊んでいきたい。いやあ、愉快、愉快。
PR
08 April

四月七日

先週末の稽古で役者を決め、今日が初合わせ……のはずだったが、そううまいことはいかないものである。体調不良やらバイトやらであえなく断念。まあこういう日もあるさ、焦ることはない。それよりも劇団内で体調不良者が続出していることの方が気がかりだ。近所の川縁も桜が咲き始め、視界が春めいては来たが昨日から気温がグッと下がっている。季節の変わり目には注意しないと。
   稽古は主役の人が来たので、他を代役をたてながら進める。稽古のかたわら、代役をお願いした最近劇団に入った子の成長が楽しい。数か月前はたどたどしく台詞を読んでいたのが、今日は堂々としていた。劇団最年少であるがゆえに末恐ろしい存在である。
   帰り道、就活の話題で盛り上がった。大学4年前後を多く抱える私事。らしい。私は今の仕事に就いてもうすぐ5か月になる。というのも大学を出て2年、すでに2度転職をしている。以前、私の父が転職を7回(8回だったか?)したという話をしたら「父親越えを目指そう」と言われたが、ぜひともその壁は越えずに済みたいものだ。とりあえず前職、前々職ともに半年前後で辞めているので、今の仕事が1年続いたら劇団員に盛大に祝ってもらうのだ。ケーキもホールで買っちゃうもんね。
03 April

四月三日

今日SNS上で発表されたが、創るつながるプロジェクト様(http://tsukutsuna.jugem.jp/)の「えんとつ王」に出場するぞ。本 チラシがどのようになるかはまだ分からないが、順次リソビラからまかれるようだ。みんなどこかで手にとって確認してほしい。
 短編というのには以 前から興味があった。芝居に限らず、小説も短編を好んで読むことが多い。それほど体力も集中力もないので、ストレスなく物語に没頭できる短さが心地よいの だ。その感覚がどれほど今回の創作に活用されるかはやってみないと分からないが、ともかく私事。らしさを濃縮していきたい。
 そして、今日そのえ んとつ王へ向けて役者を発表した。前回と今回の稽古で、読み合わせをしながら決めたのだが、これがなかなか悩まされた。元からの劇団員たちはこれまでの公 演を乗り越えてより個性が際立ってきたし、新顔たちも徐々にそれを見せてくる。えんとつ王は役者が3人以下という制約があるので全員を出せてやれないのが 心苦しいくらいだ。ぜひ第7回の公演でこの発見を活かせるようにしてやりたい。先行きは明るい。