▼先週の火曜日のことになるが、創作表現集団D-Soulさんの稽古を見学に行ってきた。これまで、Y2工房さんやみっくすじゅ~す倶楽部さんの紹介をしたのと同様の流れなのだが、D-Soulさんの公演は私事。と公演日が被っている。残念なことに私は見ることはできないが、観劇を考えている方はぜひ楽しんでほしい。ちなみに、両公演のハシゴを検討している方は、土日とも私事。の14時公演を観て、D-Soulさんの17時公演を観るというルートになるぞ。私事。の公演時間は80分なので、古町から万代に移動して、お茶の一杯くらいは飲めるのではないだろうか。 ▼稽古場に入ってまず、驚いた。万代市民会館の大研修室というところでやっていたのだけど、広い部屋を活かして2面で稽古していた。自主練?のような形で、2本立ての芝居(下記の公演情報を参照)を両サイドで分けて、「『普通の愛』~ What is love ? ~」の方はさらに2か所で稽古をしていた。新鮮な絵面で面食らったし、私は聖徳太子ではないので、同時に全部の場面を理解することはできなかった。おとなしくひとつの箇所に意識のベクトルを向けて、何が起きているかを把握するのにつとめた。 ▼まずは「『4(for) Angels 』~この世界のどこかで降る雪に~」のチーム(チラシに合わせて青チームと呼んでいるらしい)は、ダンスや歌を織り交ぜながら繰り広げられるようだ。ダンスは情感豊かで魅入ることができるし、歌は私にとっての懐かしの曲などもあって楽しみ所が多そうな舞台になりそうだ。出演者とは全く面識はないのだけれど、毎秋に万代市民会館で開催されている「カルチャーMIX」というイベントでの繋がりらしい。D-Soulさんが「カルチャーMIX」の運営に関わってるからこそ生まれた公演なのだと感じた。 ▼「『普通の愛』~ What is love ? ~」は新潟で演劇をやっている役者たちを招いての芝居になるようだ。本間智さん(劇団マジカルラボラトリー)が唯一の男性役者で、「普通の愛」というタイトルから想像するのは難しいことではないのかもしれないが、本間さんが大変なことになっている。私が見学した時は井上 晶子さん(演劇くらぶ葛の葉)とのシーンを稽古していたのだが、井上さんもなかなかに迫力のある演技をしていた。他にも色々なシーンを見て、総合するに、もし私が本間さんの立場に置かれたら、吸ったことのない煙草を吸いに外に逃げ出すだろうなと思った。 ▼見学は30分程度だったが、正直、話の全容が見たい。しかし、自分の公演があるので見れない。悔しい。私の代わりにというのはおかしな話かもしれないが、観れない私のために是非観に行ってみてください。でも、もちろん私事。の公演もあるので、そちらも忘れずにお越しいただけるととても嬉しいです。では、来週末を楽しんでいただけることを切に祈っております。