11 May 五月十一日 ▼次回公演の脚本を書いている。本当はもっと早くに書き始めるつもりだったが、思いの外「トんだ未来」のウエイトが大きく、公演が終わった今になって本腰をいれている。そして、プロットが概ね作り終えて、台詞を書き始めたが手が止まった。だから、色々思い起こして脚本ではなくブログに手を伸ばしている。脚本はまだA4で3枚ほどだ。終わりは遠い。▼脚本を書き始めて、違和感を覚えた。長編を書くのが久しぶりな気がしたのだ。先の公演「トんだ未来」は短編2本だった。その前の「怪問畸答」は長編だったが、夢野久作先生の原作があったので、先行き不透明なオリジナル創作と違って、構成や台詞で迷うところが少ない。長編ではあるが、完全オリジナルとはまた違う感覚なのだ。そして、その前は別団体で短編をひとつ書いた。そしてそして、その前は「ハナシの種」になる。これは短編3本だった。そしてそしてそして、その前が「最後の審判」だ。今回の脚本は原作のない完全オリジナルの作品になるのだが、考えてみればサイパン(最後の審判)以来のものになる。ずいぶん久しぶりなわけだ。▼今回の脚本がどう転ぶかはまだ分からないが、盛り込むのが楽しみな台詞がいくつも用意できている。それが最も効果的になるよう考えるのが私の役目だ。だから、是非あなたも楽しみにしてほしい。今日はここまで。 PR