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24 November

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02 February

二月二日

○先日、企画から本番まで2ヶ月半と駆け足で進んだストリーマ企画の旗揚げ公演が終わった。とにかく時間が足りず、宣伝も遅れ、不安がいっぱいだった。しかし、予想以上に観に来てくれる方がおり、企画の第一段としては良い結果になったと思える。
○改めて、ご来場頂いた方をはじめ、客演、スタッフとして尽力頂いた方々、月潟稽古場の方々に厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
○終演後、早々に解散し、打ち上げは月末の予定なので、熱の冷めないうちに振り返ろうかと思う。振り返ろうかと思うが、個人的な反省点ばかり出てくるので、アンケートやSNSなどで見かけたものに触れながらいくつかに絞って考察する。
○結果として、今回の「TON TON」は自己紹介を大いに含んだ公演となった。特に山日さんと私は、ゼラチンズと私事。で活動しており、そこでの色をそのまま持ってきた形だ。扉という存在で繋ぎながらも、三人が互いに三人の脚本に干渉しないので当然の結果だ。とはいっても、これではそれぞれの脚本を楽しむことはできても、全体を楽しむことは難しい。この形式を活かしながらより濃度ある構成を考える必要はあるだろう。
○受付に立ったり、アンケートを読みながら感じたことだが、三人の脚本家を立てたこの企画の利点として、それぞれのお客さんが一同に会しているため、私事。の公演ではお会いしたことのない方が私の芝居を観てもらえる点(もちろん同様のことが役者にも言える)がある。まあ、根強いファンは(特に山日さんに多いが)贔屓の人の感想のみで悔しさはある。それでも、観てもらえるのは嬉しい。これを機会に、私事。の公演に足を運んでくれれば尚更である。
○演目順に対する不満は大きかった。最初が山日さんのコント二本だったので、多くの方をコント公演と勘違いさせてしまったようだ。正直なところ、テクニカルな都合があったのだが、観客には関係ない。各々が自分の脚本演出にいっぱいいっぱいだったので、最後まで繋ぎに手を出せず、一番スムーズに進行できる手順をとってしまった。「ハナシの種」でも悩んだが、短編集の場合、演目順によって第一印象から余韻が大きく変わる。分かっていながらも手を出せず仕舞いに終わってしまったのは申し訳ないとしか言えない。
○まあ、このくらいにしておこう。続きは打ち上げで。とりあえず私は目下、私事。の第八回公演脚本を執筆するのだ。
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