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24 November

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15 November

十一月十五日

○本番まで一週間を切った。火曜はえんとつシアターでの稽古があり、木曜から仕込み、土曜から本番である。実に楽しみだ。
○お陰さまで過去最高の予約を頂いている。メールで頂いている中にも「楽しみにしている」旨のコメントを添えてくれる方もいて、これが非常に嬉しい。私の友人のひとりは都合がつかず観に来れないのだが、その友人の友人で演劇に興味がある方がいたらしく、その方が観に来てくれるらしい。これも非常に嬉しい。というか、予約の仕方に関わらず、観に来てくれる全ての方が愛おしい。おっと、そこまで言うと逆に引かれてしまうか、これは失敬。
○「ハナシの種」は短編三編からなる。「りんご裁判」は五月のえんとつ王からの再演だが、私たちはその公演を踏まえてさらなる昇華を行った。より深めつつ、よりキャッチーに。初見はもちろん、えんとつ王で観てくれた方も十分に楽しめる内容になっている。シュールなコメディだ。
○「いぬさま、ねこさま」は意外性がある。他にも語るべき要素がある気がするが、ありすぎて何から伝えるべきか皆目見当がつかない。スラップスティックとまではいかないかもしれないが、ドタバタしたコメディだ。
○「レトログラード」はサスペンスめいたものがあり、"terror"な要素もある。私事。の芝居のなかでも異質なものだろう。THE・私事。である本間さんと私事。最年少である岩瀬さんの絡みも必見だ。
○簡単ではあるが、それぞれの見所について語ってみた。もしまだ観劇を悩んでいるのなら、その背中を押せればと思う。
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