03 June 六月三日 ○気が付いたらもう六月三日ではないか。イヤア、こいつはしまったぞ。当然ながら毎月三日しばりの記事を書くはずなのだが、何の準備もない。そもそも前回、車を手放した思い出の出会い編を書き、続きはまた今度といったがそれすらも書いてはないではないか。全く怪しからん。実は普段のブログはそれなりの時間をかけて推敲を重ねているが、これは即興で書いている。恐ろしい。○便りがないのは元気な知らせだというが、ブログの更新がないのは一体どうなのだろう。お陰さまで稽古は順調である。稽古が順調すぎて、仕事中も芝居のことで頭がいっぱいになり、今週は色々やらかしている。というか先月から結構やらかしている。あと二カ月弱の間に取り返しのつかないヤラカシをしなければいいのだけれど、不安でしかたがない。私のヤラカシについて、ピンと来ない方が多いと思うが、とある真冬の公演最終日のいざ解散というときに、車のバッテリーを上げる男である。その節は本当にすみませんでした。その他、自転車を買った一週間後に、そのカギを失くす騒動を起こしている。ちなみにこれは無事見つかった。どれも重々反省している。○これではまるで本題がないので、少しは本公演の話もするぞ。ここ最近になって、演出の全容が見えてきた。音楽が決まり、照明や舞台のデザインが決まり、衣裳も集まってきている。イメージだったものがドンドン具体的になっていく。特に進捗のよい音響に触れるが、ベタ好きのスギタニと、独特の感性の持ち主の音響ノグチのミックスによって今まで以上に私事。らしく仕上がってきている。クライマックスの曲は私が選曲したが、ぜひ注目してほしい。登場人物は、ほぼ全て頭の中がハッピーなやつの集まりだが、あまりハッピーな話ではない。どちらかといえば心も体も限界状況にまで達するが、だからこそ生を感じられ、迷いを生む作品になる。劇団員からは本当に意地が悪いとなじられる演出スギタニの意地の悪さをどうぞご堪能あれ。アハハハハハハハハ。○六月になって、予約の受付を開始した。たくさんのご来場を心より願っております。予約フォームはこちら。公演情報の詳細はこちら。 PR