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24 November

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11 August

八月十一日

○早くも先の公演から二週間が経とうとしている。大したことのない忙しさと、とにかく身体を休めたい気持ちで、このブログから遠ざかっていた。また徐々に書いていこう。
○改めて、公演にご来場頂いたみなさまに感謝を申し上げる。アンケートはもちろん、SNSなどで見ることのできるものは大方読んだと思う。変えるべきところを変え、曲げたくないところは曲げずに次回も取り組んでいく。まだまだやりたいことは沢山あるのだ。
○先の公演までのブログを読み返してみると、私はいやに饒舌である。今の私は短い言葉しか出てこない。カタコトに近いぞ。そういえば、私はこのブログで切に「この物語には嘘がある」と話してきた。ある種のミステリーであることを強調してきたのだ。だからこそ、私にはこの物語の嘘が何であったのかを答える何かしらの義務がある。ミステリーというのはそういうものだと思っている。長々と引っ張っても、ハードルが上がるだけなのでさっさと片付けよう。
○この物語は誰も死んでいない。いや、実際には死んでいるかもしれないが、私達が明示した事実の中にはそのような現実はない。あの首を吊った臼杵利平も、姫草ユリ子さえも死んではいないのだ。
○演劇とは卑怯である。二週間経った今、誰がこの物語を鮮明に覚えているだろうか。この解答が誰かに影響することもそうないと思うが、これにて「怪問畸答―何ンデモ無ヒ―」、お終い。
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